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所在地:岐阜県海津市南濃町羽沢
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西に養老山地の断層崖をひかえ、その急斜面に形成された扇状地の末端近くに位置する羽沢貝塚は、明治43年8月に故小川栄一氏により発見され、貝塚の存在が確認されました。
貝塚は、東西約20m、南北約25mの範囲内に形成され、遺跡の形成は中期後半に始まり、貝層形成期は縄文海岸線の後退期(縄文晩期後半)に当るもので、沖積平野は伊勢湾に注ぐ揖斐川の河口部であったと推定され、貝類はヤマトシジミが99%を占めています。主な出土品として、土器と骨角貝製品、石器、人骨3体、甕棺3基
があり、人骨は3体とも壮年後半〜熟年前半の男性で下顎右犬歯に風習的抜歯が見られるそうです。甕棺は、東海地方晩期後半の五貫森・馬見塚式土器とみられ、中期後半の一群として加曾利EU式並行土器が出土しているそうです。
骨角貝製品の中には、骨角製鏃、猪牙製耳飾、貝製腕輪、タヌキ・ツキノワグマの牙玉、叉状鹿角製品なども出土。その他、狩猟具として石鏃、魚具として切目石錘、植物質食料の採集・加工具として打製石斧、叩石、磨製石斧等が出土しました。
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